アクアポニックスのしくみを、やさしく解説
魚と植物が、ひとつの水の循環で一緒に育つ「アクアポニックス」。水耕栽培との違いや、水の中で起きていることを、はじめての方にもわかるように解説します。

アクアポニックス(Aquaponics)は、魚の養殖を意味する「アクアカルチャー」と、水で植物を育てる「ハイドロポニックス(水耕栽培)」を組み合わせたことばです。魚と植物が、ひとつの水を分けあって育ちます。
水の中で起きていること
魚を育てていると、フンや食べ残しから、水の中にアンモニアなどの成分が生まれます。そのままでは魚にとってもよくない成分ですが、水の中にすむ微生物(硝化菌)が、これを植物の吸収しやすい硝酸塩へと変えていきます。
植物はその養分を根から吸い上げて育ち、植物を通った水は、ふたたび魚のもとへ戻ります。水を入れ替え続けるのではなく、めぐらせて使うのが特徴です。
水耕栽培とのちがい
一般的な水耕栽培では、肥料を溶かした水(養液)で植物を育てます。アクアポニックスでは、魚の暮らしから生まれた成分を、微生物のはたらきを通して植物の養分にします。魚・微生物・植物の三者がそろって、はじめて循環が成り立ちます。
見て、触れて、わかること
しくみを文章で読むと少しむずかしく感じますが、実際に水槽と栽培ベッドを眺めてみると、水がどこから来てどこへ行くのか、意外とすぐにわかります。今帰仁の宿では、ご宿泊のみなさまにアクアポニックスの見学・体験をご用意する予定です。内容はアクアポニックスのページでお知らせします。

